虫の目転校生の目

転校生・生きづらさ・半端人生の折り返し・ななめの関係

TVシンポジウムEテレ ひきこもり10月19日 備忘録 

TVシンポジウム Eテレ 10月19日
ひきこもり115万人 人を大切にする社会

発言や発想が変わった人が家、学校、社会で否定や排除されてきて人間関係を経て人生を諦めて孤立してきたのがひきこもりの面が多い。
秋田県藤里町、13年前ひきこもりの若者が多い。113人  精神疾患と誤解されていた。
東京の競争世界になじめない。バリバリ頑張って気をはらなければ。
ホームヘルパー2級の研修に注目
就労支援施設を開設。
ひきこもり0に
精神疾患、福祉的支援が必要な人という思い込み、偏見が支援が遅れた理由
社会のなかでの自分の役割をもってあたりまえの収入が欲しい、お嫁さんがもらえるくらい
昼夜逆転しているときは自信がない。
段階的就労(一般企業で一時的)が必要。
セルフネグレクトでなくソーシャルネグレクト
たれもが陥るおちこぼれ まじめ、誠実な一人
対人関係が苦手なので段階を踏んで就職する

学校のいじめ、就職の失敗、人間関係など
ひきこもりの原因はいろいろだが、共通しているのは
◎一度レールからはずれひきこもると、なかなか社会にもどれない
自分の存在を否定し、自己肯定感がなくなる
ひきこもり状態の指標 5段階
アウトリーチ(寄り添い) 相談員支援者も孤立する3月までは相談員4月からは相談者、解決策がない

神野直彦先生》
ひきこもりの存在が認知されたのはバブル崩壊後。今から30年前。日本経済が行き詰まる
海外に工場が移動。就労する場が無くなる
段階ジュニアの世代
人口が多いのに仕事がない

日本は今までは、やり直しが利かない社会 
終身雇用がなくなり、流動性を高める社会
◎いつでもやり直せる社会へ
現場で問題が起きたとき能力が足りない所を勉強し直してから職場にもどれるシステム
◎誰でもいつでもどこでもタダで 生涯教育
社会的セーフティネットからトランポリン

不登校11万・隠れ不登校33万をあわせて44万人
家族丸ごと支援 母子家庭など
  事前準備、調査がリスク回避に大事

いきづらさを語ろう交流会 池上正樹氏

10月18日、北上市で「いきづらさを語ろう」をテーマにジャーナリスト池上正樹氏をゲストに不登校、ひきこもりについて交流会が開催された。今の十代くらいの不登校の若い人の気持ち考えを聞きたいと思っていた。
私は最初に手をあげて、いろいろ発言させてもらった。日本人の国民性、学校教育や現代史が足りない、など思っていることをしゃべった。
盛岡の支援団体の方が、ひきこもりの要因(解決?)にはマクロとミクロの両方がある、という話をされた。自分の解説者的(のつもりはないが)な意見は、現実に悩む方の気持ちから解離していて的はずれだったかも知れない。
先月の水沢の椎名悦三郎記念シンポジウムでもそうだが、司会者が参加者の質問を求めた場面では岩手の人は奥ゆかしいのか、誰も挙手せず沈黙の空気となる。私はこの沈黙が嫌で司会者も困っていると思い、今回も2回目の沈黙のあとに手を挙げた。
だから期待された発言になったかどうかは予測が難しい。むしろ空気を読んで気を使うタイプだ。気を使っていると悟られないよう振舞うようさらに気を使うタイプなので、むだに疲れる。だから、たまに空気を読み違えて失敗したり誤解されることがある。
あとに市議会議員の女性が、空気が少しピリッとする質問を池上氏にしていたが、政治に携わる人は鈍感力が必要なのだと妙に納得もした。池上さんは睡眠時間が3時間くらいのようで、昼休み時間も北上市長や編集者との対応で忙しそうだった。


池上正樹氏の資料から
ひきこもる背景は多様。一人一人違う
カンがいい。周囲の気持ちがわかり過ぎる。
気遣いすぎて疲れる 迷惑をかけたくない
断ることができない 助けを求められない
空気が読めない(真逆タイプ)
「このままでは自分が壊される」
「就業という2文字があると身体が震える」
ひきこもる行為は、自分の価値観を守るため行き続ける道としての選択肢
https://twitter.com/waratane_info


《主催者のかたがまとめた交流の趣旨》
日本詩歌文学館を会場に行われた
池上さんの講演会。
とても有意義な時間になった。
奇跡的にもお話させていただいた。
「ひきこもり未満」の御著書にもサインを頂いた。
「つながりこそが生きる意欲や意義を生み出す」
「周囲が追い詰めると悲劇が」
ひきこもりの状態が原因で事件を
起こすわけではなく、「働け!」
と言って追い詰めることが悲劇の元。
ひきこもる原因は様々だが
ひきこもる行為は、自分の価値観を守る
ため、自死ではなく生き続ける道として
の選択肢。周囲に出来ること

本人の状況を受け止める。

自立を迫るのではなく、「大丈夫?」との

声かけ。

身体や生活上の困り事を聞く。

助けを求めやすくするため。

放つておかれない安心感や肯定感。

誰もが潜在的に持っている「趣味」や

「自分の好きなこと」は外とつながる
きっかけとなる。

安心して相談できる受け皿を作る(居場所)

助けてと思えるかどうかは地域力次第。

みんなが当事者。誰もがひきこもりになり得る。
ひきこもりの人たちが行きやすい社会は
皆が生きやすい社会。
レールにしがみついて頑張っていても
いつ転落するかわからない不安な社会。
困ったとき「助けて」と言える関係が重要。
以上が講演会の要旨。

僕の体を構成する細胞たち

転勤族だった。2年おきペースで転校した。
ほとんど一人行動。友人はいない。
としごの弟は東京大学卒。40代で仕事中亡くなる。
僕は建設監督からマッサージ師へ転身。
若いときから血圧が高い。
中学は、金田一耕助シリーズにはまる。 
今は、韓流時代劇と映画「男はつらいよ」。
韓国語を10年ぶりに再開した。
高校は、千代の富士全盛の大相撲にはまる。
大学は建築科専攻だが、建築士免許はない。
大相撲は今は好きではない。
世界史勉強一周二周回って今はモンゴル、宮沢賢治、類人猿の生態に関心、研究中。
仕事は9年くらい勤めてやめること過去3度。
歴史は英雄の時代より、凡人の時代が関心あり。
空気を読んだり、浸透するのは得意だ。 
県立図書館に行ったときは15冊借りる。
運転免許はあるができれば運転したくない。
大学卒業時は60キロの体が今100キロ越え。
憲法9条改正と現代史教育が日本の問題の大部分を解決すると思う。

現代史・地域史・宮沢賢治勉強中

日頃思うことをエッセイ風に書きます

思うことがあってマッサージ業は閉店中です。

社会問題になっている中高年のひきこもりの状態といえます。バブル時代から約30年間勤め人をしていたので企業戦士とひきこもりの両方の立場を理解しているつもりです。

自信はないがプライドは高い。自己肯定感が低い。緊張症による高血圧。なのは子供のときの転校引っ越し、親兄弟との関係。からと考え、折り返し反省をふりかえっています。

これからは、経済成長に頼らない新しい生き方や哲学が模索されると思います。正解はまだわかりません。