虫の目転校生の目

転校生・生きづらさ・半端人生の折り返し・ななめの関係

1970年時代 転校生時代を回想する②

●自分の転校、見てきた転校生

保育所年長のとき
マンガ雑誌に載っていた野球マンガや釣りの場面を見て、小学校になったら野球と釣りにあこがれて、絶対やりたいと思っていた。
小1に東京に転校して、野球や釣りができる環境はなく新しい生活の中でそういう思いはすっかり頓挫してしまった。
その後、野球や釣りを覚えるタイミングを逃してしまった。

○中1のとき、他のクラスでおおらかな雰囲気で分け隔てなく、朝礼のとき声をかけてくれる男がいた。いつか友達になりたいと思っていたがそういう人ほど転校していなくなる。

○中3のとき、転校してきた男。前の学校でバスケットかサッカー部のキャプテンだったという。このクラスにもバスケとサッカーの主将がいたが、決してウェルカムでは無かったようだ。クラスに馴染めずすぐ前の学校に戻って行った。転校日のときからそうなる予感がした。キャラが強かったり、中学生のときの転校は難しいとも思った。

○小3、小6のとき
小6のとき、3年生のときの学校にまた転校したので、2年ぶりに同じクラスになった人か数人いた。A女さんは3年生のときは大人しかったのに、6年生のAさんは三枚目の明るいキャラ、先生からいじられクラスのムードメーカーになっていたのにびっくりした。
B君は3年のときはクラスで人気者だったが、6年では先生から好かれてない態度をとられていた。先生が違えば接し方が全く違う場合がある。B君は、名字でなく名前のほうが途中で変更したという変わった経緯はあったが。

○小6のとき1
公務員官舎に住むので、近所の子たちも転校がありがち。小5のとき近所の同級生K。口が達者で悪いし、スキーや野球が上手なのを自慢したり、僕の優等生のイメージを壊すことを言いふらす「天敵」。自分の裏の部分を見透かせたかもしれない。Kとはよく遊んだ(仕方なく)が嫌いで会うのが嫌だった。
僕は6年生になるときに函館に転校し、そいつと別れたのが唯一良かったことか。
と思ったら、そいつも転校先が同じ学校。しかも同じクラスになる。(母によると、同じクラスになるようと学校に希望したらしい?)公務員官舎が離れていてお互いの友達ができたので、一緒に遊ぶことは無かった。

○小6のとき2
転校生は始めは大人しく真面目にするから、
すぐ学級委員はクラスの代表に推されがち。
断れないクラスの空気がある。
転校まもないのに、クラスから生徒会長に立候補するはめになる。K君も書記に立候補させられそうになる。Kは当初大人しくしていたが、僕だけはKが生徒会役員と真逆のキャラだと知っていて、彼はどうするだろうと思った。案の定、立候補を必死に固辞、主張し始めたので、クラブ皆が引いてしまった。
あれだけ自己主張できるなら、もしかしたら生徒会リーダーに面白いかもとも思ったが、
多分生徒会や学校に迷惑かけるだろう。
それ以来しばらくはクラスから冷遇されたので、正直、ざまあみろと思った。

○小6のとき3
Kは性格が悪かったが、2つ上の K兄さんは尊敬できる人だった。4年生のとき、クラス代表の代議員会に出たら、最上級生のK兄は議長を務めていた。議事進行のさばき方が大人っぼく、頭脳明晰でこういう人がリーダーだと思った。地元のスキー大会でも優勝し、あこがれの人だ。なぜ弟はああなのか不思議だ。あの弟がバリアのようでK兄さんとはあまり話ししたことはない。
地元の新学校に進学していないので、エリート街道では無かったようだ。今どうしているだろう。
小中学のときに優秀で人格者だった人が進学校には行かなかった人は意外にいる。